2児のパパによる「日常を楽しむ情報」ブログ

今日もお疲れ様です。ここでは、2児(6歳/3歳)の子育て中の30代パパが、「日常を楽しみながら過ごす」ことをモットーとしたブログです。”子育て・仕事”に役立つ情報を、週3回(月・水・金)で発信します。

「こうして流山市は人口増を実現している」を読みました

1 流山市とは 流山市をご存知の方も多いと思います。今はテレビやネットでも話題の流山市は、千葉県にある東京のベッドタウンですが、近年子育て世代の人口流入が多く人口増の地域となっています。日本全体では人口減少が進む中、どのような戦略で人口増を…

「君たちはどう生きるか」を観ました

1 きっかけ 久しぶりに有休を取得。妻も私に合わせて有休を取ってくれました。子どもたちは保育園に...さて、久しぶりの夫婦の時間。 子どもたちが寝静まった後とかには、「あそこのラーメン屋さん行きたいね」とか「池袋で洋服見たいね(埼玉住まいあるあ…

30代の仕事について

久々の役所仕事に追われ、随分とご無沙汰してしまいました。この間、私なりに今の仕事について思うこと、そしてこれからの仕事について自分なりに思うことを整理してました。 1 今の仕事について 今の部署はいわゆる計画管理を主な仕事としております。民間…

「夕張再生市長」を読んでみました

「夕張と言えば”夕張メロン”」と多くの方は思うかもしれませんが、我々自治体職員としては、「夕張と言えば”一度破綻した自治体”」といった印象を持ちます。少子高齢化の中で迎える人口減少社会において、この夕張市という存在は地方自治体の将来図であり、…

「5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本」を読みました。

みなさんは仕事の中に苦手なことはありますでしょうか。「資料を作ることが苦手」や「データの見方が分からず分析が苦手」など色々とある中、同僚からよく聞くのは「先輩や上司に事業説明することが苦手」という言葉です。確かに、資料作りが得意な人でも、…

地方公務員はどんな仕事をしているのか(2)

1 4年目〜7年目 区の福祉課を3年で異動するのは当時稀であり、通常5年目の異動でした。私自身、毎年度の人事評価でA評価を受けてきましたが、A〜Eの人事評価の中で、A評価の上位層は他の評価と比べ翌年度の昇給が多いメリットはあるが、異動へ影響する…

地方公務員はどんな仕事をしているのか(1)

1 地方公務員のイメージ みなさんは地方公務員にどのようなイメージを持っていますでしょうか。「住民票の発行とかルーティンワークが多そう」や「毎日同じことの繰り返しでやり甲斐がなさそう」など、あまり良いイメージがないような気がします。私も地方…

なぜ地方公務員になったのか

1 将来は何になりたいのか 毎年1月頃になると、自分が大学3年生・4年生の時に就職に苦悩していたことを思い出します。当時は公務員になるのか民間企業に就職するのか非常に悩んでいました。 初めて持った将来の夢は宇宙飛行士でしたが、それは単に宇宙が…

未来への抱負

5 未来への抱負 「私は器用貧乏ではなく、周囲のサポートを得られる恵まれた人間なだけだ」と気づいた時、今までの仕事に対するモチベーションが、「出世して納得できる仕事をする」から「今まで支えてくれていた周囲へ恩返しできるような仕事をする」こと…

現状はどうなのか

3 社会人駆け出し 市役所勤務が決まった時、嬉しい気持ちと同時に少し劣等感がありました。少年時代に憧れていたのは外交官など国家公務員でしたが現実は市役所勤務であり、また周りも地元採用が多く馴染めないと思っていました。しかし、大学から付き合っ…

過去の振り返り

明けましておめでとうございます。 なかなかブログ作成は習慣化できないですね。ネタは考えつくのですが、途中まで作成した下書きばかりが溜まっていってしまい、次に見るときには「何を書こうと思っていたんだっけ」という始末...頑張ります! そんな私の状…

日本の起業精神について

1 鶴岡サイエンスパーク 皆さんは、「鶴岡サイエンスパーク」をご存知でしょうか。場所は山形県鶴岡市にあり、あの慶應義塾大学が創設した先端科学イノベーション施設です。この施設は首相官邸広報でも紹介され、今は多くの若く有能な世代が世界中から集ま…

家庭持ち31歳の「人付き合い」について

1 社会人になること 大学生までは男女問わず友人と会い、くだらないことから将来の真面目な話までする時間が有意義で、ついつい時間を忘れて話し込み終電で自宅に帰ることも多々ありました。社会人となった直後も、可能な限り友人と休みを合わせ、会社の雰…

【第12回】マクロ経済学(開放経済)

今までは閉鎖経済において短期と長期に市場を分けて整理してきました。しかし、現実世界は他国との貿易があり、経済に大きく影響を与えています。今回は開放経済の中で、長期と短期がどのようになるのか整理したいと思います。 1 閉鎖経済から開放経済(長…

【第11回】マクロ経済学(総供給)

今までは総需要曲線を拡張したISーLMモデルを整理してきましたが、今回は一度触れた総供給曲線を短期的経済変動で整理していきたいと思います。 総需要曲線(AD)は、物価水準が低いほど需要は増えるので右下がりとなります。一方で総供給曲線は短期と長期に…

【第10回】マクロ経済学(総需要)

前回はISーLM曲線と総需要曲線を作りました。その上で、マネーサプライの増減による動きをみてきましたが、今回はその動きを「財政政策」や「金融政策」として整理したいと思います。 1 財政政策・金融政策 ・財政政策の場合 ・政府支出(G)を増やすと、ど…

【第9回】マクロ経済学(総需要)

前回は短期市場において、総需要曲線を財やサービス市場の視点(IS曲線)でみてきました。短期では賃金や物価が硬直的である中、IS曲線は財やサービス市場を均衡させる実質利子率(r)と生産(所得)水準(Y)の組み合わせでした。 それが、Y=C(Y-T)+I(r)…

記憶に残るものとは

1 記憶のしずらさ 30歳に入ってから、記憶に残る体験が少なくなった気がします。娘たちと話していても、「今日保育園でこんなことがあったよ」だけではなく、「この前パパと〇〇したんだよねー」など話すこともあり、どんどん覚えが良くなっている気がしま…

【第8回】マクロ経済学(総需要)について

前回は短期のADーASモデルに基づき供給面を見てきましたが、今回は需要面を見ていきます。マネーサプライの増減により総需要曲線は変化するなど金融政策が影響を与えることがわかりましたが、今回は総需要には金融政策と財政政策が影響を与えることを整理し…

【第7回】マクロ経済学(景気)について

今まではマクロ経済学における古典派、つまり長期の視点で見てきました。今回からは、短期の視点で整理したいと思います。 長期の世界は、賃金や物価は柔軟で価格による供給量・需要量の調整が行われているものでした。そのため、需給が均衡し、供給サイドに…

記憶のストックをフローにする

1 きっかけ 大学院の講義の中には、外部講師を招いて講義するタイプもあります。それらの多くは、日本だけでなく世界的な先進事例を紹介していただくもので、大変有意義な時間です。今回は、その講義の1つで印象的であった「デジタルアーカイブ」をご紹介…

【第6回】マクロ経済学(経済成長)について

今回は経済成長について整理していきます。今までは長期における市場を前提に考えてきましたが、今回は潜在成長力が経済成長となる超長期をベースにしていきます。 1 ソローモデル 資本や労働が時間的に変化した時、GDPはどのように変化し成長して行くのか …

【第5回】マクロ経済学について

前回の貨幣システムで少し登場したインフレについて整理したいと思います。 1 貨幣数量説 ・数量方程式 貨幣の3機能の1つ:決済(交換)手段 取引が増えると貨幣への需要が増える →貨幣供給量(M)×貨幣の流通速度(V)=貨幣水準(P)×実質GDP(Y) ※貨幣…

【第4回】マクロ経済学について

短期の話に入る前に、貨幣システムについて整理したいと思います。 1 貨幣とは ・貨幣:取引や決済に使用できる資産のストック 計算の単位、決済(交換)手段、価値保存手段の3機能がある →商品貨幣:内在的価値を持った財による貨幣(例 金銀) →不換貨幣…

【第3回】マクロ経済学について

今回は、GDPについて詳しく見ていきたいと思います。マクロ経済学では、GDPは最重要指標です。そこには三面等価の原則が存在し、”生産面(労働や資本)”・”所得面(民間消費+民間投資+政府支出)”・”支出面(報酬や減価償却)”がありました。 それでは、そ…

【第2回】マクロ経済学について

今回は、テレビなどでよく聞く「GDP」を中心に整理したいと思います。 1 導入 ・国全体の経済活動を示すデータ →国内総生産(GDP) 国全体の生産、支出、所得水準を示す 経済規模や経済成長率を表すために使用される基本的データ ・物価動向(インフレ/デ…

【第1回】マクロ経済学について

1 経済学の印象 経済学に出会ったのは公務員試験の時でした。経済学のような学問は試験において選択科目であることが多く、私も試験の時には「選択できる科目を少しでも増やしておこう」という気持ちで勉強していました。そのため、暗記して覚えることに注…

余計な一言について

1 義妹の体験 先日、妻の妹(義妹とします。)の体験したことを妻から聞きました。義妹は私の1つ下の年齢で、現在1歳6ヶ月の子どもがいます。その子は保育園に通っているのですが、先日義妹がお迎えに行くと、指先を怪我していたそうです。何があったのか…

「一番やさしい自治体財政の本」をご紹介

1 読んでみようと思ったきっかけ 私は市職員として働き始めて8年目になりますが、恥ずかしながら地方行政の法体系については、ほとんど知らずに過ごしてきました。というのも、入庁して3年間は生活保護関係、異動してから4年間は観光振興について取り組んで…

決断疲れについて

1 無意識に 毎日子育てや仕事や...独身の時や夫婦で過ごしていた時には想像できないほど日々時間に追われています。「今日の洋服は何にしようか」、「休みの日はどこに連れて行ってあげようか」など普段の生活に関することもあれば、「この政策を進めるため…