2児のパパによる「日常を楽しむ情報」ブログ

今日もお疲れ様です。ここでは、2児(6歳/3歳)の子育て中の30代パパが、「日常を楽しみながら過ごす」ことをモットーとしたブログです。”子育て・仕事”に役立つ情報を、週3回(月・水・金)で発信します。

30代の仕事について

 久々の役所仕事に追われ、随分とご無沙汰してしまいました。この間、私なりに今の仕事について思うこと、そしてこれからの仕事について自分なりに思うことを整理してました。

 

1 今の仕事について

 今の部署はいわゆる計画管理を主な仕事としております。民間企業で同種の部署があるかは分かりませんが、子育てなど各分野を担う各局の政策・施策・事業を取りまとめ、年度毎の目標に対する進捗状況(業績)をマネジメントしてます。その仕事自体は、幅広いものでありますが、行政を俯瞰的に捉えられる貴重な部署です。

 自分で各分野を推進できる訳ではないので少し立場は難しいですが、庁内コンサルタントのようなものです。その他にも、もっと深く各局担当として重要政策の実現にむけた調整、また市の計画改定などあります。

 

2 「やりがい」とは何か

 この管理系部署で難しいのが「やりがいを得る」です。企画などができる事業系部署とは違い、計画の管理上でやりがいと言えるものは、見つけることが困難だと実感しています。財政部門など類似する管理系部署間での異動経験しかない職員にとっては、何ら変わらぬ日常だと思いますが、事業系を経験し、また大学院での研究を経た私にとっては厳しい現実を見せつけられた思いでおります。

 

3 管理系部署の「やりがい」の持ち方

 そのような中、この管理系業務にも課題が見えてきました。その1つが計画実績の取りまとめです。毎年度の計画内容の実績評価の際には、その評価方法や表記に統一事項を設けておりますが、回答で上がってくるものは”メチャクチャ”なものです。何度も修正し照会をかけても、何度も何度もまた違うミスを行うなか、それを1つ1つチェックする我々職員の負担はかなり大きいものです。ここで持つ考え方としては、「いかにして回答方法を相手型に理解してもらえるようにするか」と「回答内容にミスが生じないようなベースとなるものを作るか」だと思います。

 前者については、職員が平均3年で異動する事などを考慮するとあまり現実的ではないため、後者に焦点を当て、やりがいを作るようにしようと思っています。今は行政でもクラウドサービスを多くの場面で使うようになりました。いかにして上手く管理業務を回しているか、それは私たち職員の負担軽減もそうですが、人的ミスを減らすという意味でも、先進事例を研究し取り入れていくことに「やりがい」を得たいと思います。

 

4 どんな仕事も結局は「自分自身の仕事への捉え方」

 ここでまとめると大したことはなさそうですが、ここ数ヶ月私は真剣に悩み、正直この仕事や職場、そして組織を嫌っていました。

 転職も思い始めていたのですが、「やりがいさえあれば続けられるのに」と考えた際に、「では私にとってやりがいとは何を指すのか」と振り返ると、それは「前例踏襲の仕事を変えていくこと」、そして「自分自身が楽しく、かつ自分が所属する組織が外部から評価されていくこと」にやりがいを感じていると再確認しました。仕事に対しての捉え方は何なのだろう」と再確認しました。「この業界で仕事したい」や「この分野に関わる仕事をしたい」といった外見ではなく、「この仕事はこの部分が改善点だ」や「もっとこういう風に仕事をした方が効率的では」といった中身が自分にとって求めていることであると分かった時、様々な分野に3年程度で異動する地方公務員は、私の性格上では天職であるのではと考え直し、もう少し頑張ろうと思い直しました。

 事業系の部署の方がより性格に合っていることは間違い無いですが、「30代となった今、未経験で苦手意識のある仕事を率先して取り組んでみよう」と思い、奮闘しています。20代の時は右も左も分からないまま、時には成功体験があったり、それでも多くは失敗や悔しい経験をしながら経験を積んできました。30代はその実践時期であり、自分の経験がどの場面でどのように機能していくかを試す時期であるのかもしれません。

 

 もし同じように今の仕事に悩んでいる方がいましたら、「私は今試しの時期にいる」んだと思ってみてはいかがでしょうか。自分が持ちうる経験や知識を試して試して、それからでも転職は遅くないのではと思います。そして、転職の際には「自分はどの仕事がしたい」良りも「どんな風に仕事をしたいのか」を忘れないようにして欲しいと思っています。