2児のパパによる「日常を楽しむ情報」ブログ

今日もお疲れ様です。ここでは、2児(6歳/3歳)の子育て中の30代パパが、「日常を楽しみながら過ごす」ことをモットーとしたブログです。”子育て・仕事”に役立つ情報を、週3回(月・水・金)で発信します。

決断疲れについて

1 無意識に

 毎日子育てや仕事や...独身の時や夫婦で過ごしていた時には想像できないほど日々時間に追われています。「今日の洋服は何にしようか」、「休みの日はどこに連れて行ってあげようか」など普段の生活に関することもあれば、「この政策を進めるためには先にどの人物や部署に話しておこうか」、「上司への政策説明ではどこを重要点として話すべきか」など仕事の中でもそのレベル感によって様々です。

 全て自分のことであれば自分自身で決断すれば良いのですが、例えば妻から「今日の夜は何が食べたい」や「どの洋服が良いかな」、子どもから「パパの好きな食べ物は何」、同僚や後輩から「この政策はどう思うか」など他者から決断を迫られることもあります。

 その度に良い考えを引き出し決断しようと心がけているのですが、出勤前だけで相当数の決断があり頭の中は疲れ切っている状態で職場に行くことも多々ありました。

 

2 1日の決断数

 ケンブリッジ大学の研究によると、人は1日に3万5千回以上も決断しているそうです。確かに小さいことから大きなことまで多種多様な決断があるので、それくらいの数にはなりそうですね。でも、1つ1つの決断に力を入れていては、いざ大事な場面で決断する時に最大限力を発揮できない可能性もあります。

 そこで、私なりに「決断しなければならないもの」「流れで済ませられるもの」を決めるようにしました。

 

3 決断の整理

 先に「流れで済ませられるもの」とは、決断せずとも自然に決められるものです。例えば、先の記事でも紹介した”ルーティン”などがそうです。

 「何時に起きて何をするのか」をあらかじめ決めておき、それを習慣化しておけば、毎日考えずとも自然と行えます。さらに細かくすると、「この曜日はパン食で、この曜日はご飯食」、「普段はこの洋服をこの組み合わせで着る」や「この季節で少し肌寒い時はこの洋服を着る」、「トイレットペーパーはこのメーカーで、お肉はこのお店で買う」なども決められる範囲で決めます。(もちろん、出かけ先で「このお肉買ってみよう」とかはあります、あくまで普段の生活の中でです)

 こうすることで、頭の中は疲れずに済むし、さらには買い物でも無駄なものを買わずに済むので家計にもやさしくなります。洋服もパターン化したことで大分少なくなりましたが、その代わりに良い物を揃えるようになったので不自由していません。

 

 次に、「決断しなければならないもの」とは、仕事など場面で生じる不確定要素の高い物です。そればかりは事前に準備ができないので、決断せざるを得ません。しかし、その決断の中でも、”今すぐ決断しなければならないものか”、”他者や過去の決断を参考にでき比較的低コストで決断できるものか”、”自分だけで決断できず周囲や上司の決断も必要になるものか”といった、パターンに当てはめるよう心がけています。

 こうすることで、決断に要するコストが事前にわかり、次の決断の場面に備えることができます。また、今まで時間がかかっていた仕事もうまく整理することができ、仕事の円滑化にも繋がっているように感じています。

 

 4 心がけが重要

 そうは言っても、私もまだ上手く整理ができていないことは多々あります。また自分が重要でない決断場面と思っていても、他者にとっては重要なことである可能性もあるので、その見極めも難しいです(その見極めも決断の一種かもしれません)

 ただ、何も考えないのと心がけることは大きく違います。少しずつ経験を積みながら、決断パターンへ配分する決断能力も高めていきたいと思います。