2児のパパによる「日常を楽しむ情報」ブログ

今日もお疲れ様です。ここでは、2児(6歳/3歳)の子育て中の30代パパが、「日常を楽しみながら過ごす」ことをモットーとしたブログです。”子育て・仕事”に役立つ情報を、週3回(月・水・金)で発信します。

余計な一言について

1 義妹の体験

 先日、妻の妹(義妹とします。)の体験したことを妻から聞きました。義妹は私の1つ下の年齢で、現在1歳6ヶ月の子どもがいます。その子は保育園に通っているのですが、先日義妹がお迎えに行くと、指先を怪我していたそうです。何があったのか保育園の先生に聞くと、「子ども同士でおもちゃの貸し借りをしている最中、別の子が義妹の子の指を噛んだ」とのこと。「人の指を噛むような子どもがいるのか」と義妹が思ったいる中、先生から「〜君(義妹の子)が、人が遊んでいるおもちゃに手を出すからなんですよ」と義妹に言ったそうです。その言葉に義妹は憤慨しましたが、その場では気持ちをこらえ、家に帰ってきてもおさまらないので、姉である私の妻に電話したとのこと。

 みなさんは、この話を聞いてどのように感じますでしょうか

 

2 似た体験

 実はうちの次女も、保育園でお友達に噛まれたことがあります。しかも顎を。その経緯も今回と同じで、「〜ちゃん(うちの次女)がお友達が遊んでいるおもちゃを奪おうとしたところ、そのお友達に顎を噛まれた」とのこと。しかし、その後の先生の言葉が違っており、「私たちがしっかり見ていれば、このような怪我をせずに済んだのに申し訳ございませんでした。噛んでしまったお友達には、人を噛んだりしてはいけないと注意しましたので、今後気をつけます」と話してくれました。

 

3 窮地な場面ほど人の本音が見える

 義妹の時も、義妹は先生に言われるまでもなく「うちの子が、お友達が遊んでいるおもちゃに手を出したんだな」とは分かります。でも、怪我をしたのは義妹の子であり、今回はその件で先生から報告を受けているはずなのに、まるで被害者側が悪い(ひいては親の躾が悪い)みたいに言われたことに憤慨したのです。その先生は以前にも義妹に対し、「パパには以前から何度か伝えているはずなのですが、〜君の着替えが不足しているので持ってきてください。」と言うなど、要するに”一言余計なことを言う”人なのです。「こちらは最善を尽くしているんだから、悪いのはそっちでしょ」との本音が、言葉の節々から感じられます。

 

4 どこにでもいる”一言余計な人”

 保育園だけではなく、仕事場にもこのようなタイプの人はいます。本人は悪気がないのですが、その一言で他人は蔑まれている気持ちになり、その人とは距離をおいたり警戒するようになります。また、この一言余計は自分自身が他人にもおこなっている可能性があります。

 私も、「言いかえ図鑑」と言う本で学び(後日、ご紹介します)、それ以降は「自分の間合いで話を組み立ててから発言する」ことを心がけています。特に行政現場では、その一言が訴訟に発展することも多々あります。皆さんも「議会中に暴言や感情的な発言をした議員や職員が抱き懲戒処分される」ニュースを一度は目にしたり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか。

 いつも早口にすぐ答えを返す人が優秀なのではありません。本当に優秀な人は、周囲が気持ちよく仕事や生活ができる環境を無意識に作り出せる人だと思います。みんな何かしらストレスを抱えて生きていることを忘れずにいることが大切だと、改めて実感しました。